1年目の休職

看護師1年目が休職中に感じる7つの不安と、その解決策。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • 本当に休職しても大丈夫かな…
  • 休職したら、何に困るのかな?
  • 休職して後悔しないかな?

みたいに、二の足を踏んで、

なかなか休職する決断が出来ない1年目さんは多いです。

1年目ナース

本当は早く休みたいのに勇気がでない…

そこで本記事では、

休職した1年目さんがどんなことに悩むのか。

と、その解決策。

について解説します。

休職中に生じるリアルな悩み(デメリット)を知った上で、

「それでも休職したい!」と思えたあなたは…

きっと後悔することなく休職できますよ。

たぐもち

休職への不安を解消し、決意を固めよう!

看護師1年目が休職中に感じる7つの不安とその解決策。

看護師1年目が休職中に感じる7つの不安は、以下の通りです。

  1. 看護技術や知識が退化することへの不安
  2. 職場での評価や信頼を失うことへの不安
  3. 金銭的な不安
  4. 理想の姿からかけ離れる不安
  5. 休職を取得したことへの不安
  6. 仕事復帰への不安
  7. 家族や友人との関係の不安

それぞれの詳細と、解決策を解説します。

①看護技術や知識が退化することへの不安

休職して「看護」から離れることで、

“看護技術や知識を忘れてしまうかもしれない…”

という不安と戦うことになります。

1年目ナース

もう復帰できないのかな…?

1年目ナース

同期にどんどん置いていかれるかも…

みたいに、焦ることも多いです。

★解決策

休職中でも看護技術や知識はキープできます。

入職してから作成した勉強ノートや参考書を活用し、自己学習を行いましょう。

また、同期に日々の業務内容を共有してもらうことで、

「現場でのリアルな動き方」を忘れずに済みますよ。

たぐもち

LINEで「今日、何した?」と聞けばOKです!

例:同期に業務内容を共有してもらう場面

あなた

今日、何した?

同期

今日は、抗がん剤の投与をしたよ。

あなた

どういう手順だった?

同期
  1. 抗がん剤が投与できる状態かアセスメントする。
  2. 医師にルートキープを依頼する。
  3. ガウン・ゴーグル・手袋をして投与開始する…

みたいな手順だったよ!

これだけで完璧!とはいかないですが…

実践しておいて損はありませんよ!

②職場での評価や信頼を失うことへの不安

休職したことに負い目を感じる1年目さんは多いです。

そのため、

先輩ナース

あの子はダメな子だ。

教えても無駄。

みたいに責められるのではないかと、

不安になってしまいます。

特に1年目さんは「見離されること」への不安が強いので、

「評価や信頼を失う恐怖」はとても大きいです。

★解決策

休職前に上司や同僚と信頼関係を築いておくことが大切です。

そうすることで、

  • 楽をしたくて休職した。

のではなく、

  • また頑張るために休職した。

ことを理解してもらえて、

評価や信頼を失うことを避けられます。

それに加えて、

復帰後に積極的にコミュニケーションを取り、

仕事に対する熱意や意欲を示すことができれば、

「認めてくれる人」もたくさん増えるでしょう。

③金銭的な不安

休職中は、

給料が減る or 給料がもらえないので、

金銭的な不安を感じることが多いです。

特に1年目さんは、

  • 貯金が少ない
  • 奨学金の返済に追われている

人が多いため、不安が強くなる傾向にあります。

1年目ナース

お金がきついから、休職するのをためらうよ…

★解決策

休職中に職場から給料が出ない場合は、

傷病手当を利用しましょう。

傷病手当とは、

健康保険組合からもらえる「​​仕事を休んだときの補償金」です。

支給条件は以下の4つ。

  1. 病気や怪我で療養している
  2. 仕事に就けない
  3. 4日以上仕事を休んでいる
  4. 休職中に給料の支払いがない

給料のおよそ3分の2程度の金額が支給されますよ!

※さらに詳しく知りたい方は、全国健康保険協会のHPを参照してください。

また、

  • 休職前に貯金をする。
  • 実家に帰って出費を抑える。

など、ある程度の準備を行っておくのも大切です。

④理想の姿からかけ離れる不安

当たり前ですが、休職中は看護師としての経験を積めません。

そのため、

1年目ナース

できるナースになって、たくさんの患者さんを救いたい!

みたいな”自分の描く理想のナース像”から

どんどん遠ざかり、不安を感じる人が多いです。

特に「看護師である自分」に誇りを持っている人ほど、その傾向が強いです。

★解決策

休職は逃げるために休むもの

ではなく、

また頑張るために休むもの。

この事実を深く心に刻んでください。

そうすることで、

休職は挫折

ではなく、

理想に近づくための戦略的な休息

ということが理解できると思います。

たぐもち

常に全力で突き進むだけが、正解じゃないと思います。

休むからこそ得られることも多いですからね!

⑤休職を取得したことへの不安

休職中は、余計なことを考えてしまいがち。

  • なんで頑張れなかったのか…
  • もっと出来たかもしれない…
  • 本当に休職して良かったのかな…

みたいに、

“休職した自分”を責め続けて、

心が休まらない人も多いです。

★解決策

【休職した自分を責める必要はない】

ということを理解しましょう。

休職中にやるべきなのは「しっかり休む」こと。

休職をうまく利用し、

体調を回復させることができれば、

「休職して本当に良かった!」

とちゃんと思えますからね。

たぐもち

休職して体調が回復するまでは、以下の通りに過ごすのがおすすめです。

  1. まずは”しっかり”休む!
  2. 通院・服薬をやめない。
  3. リラックスできる方法を探す。
  4. 旅行に行く。
  5. 規則正しい生活を送る。
  6. 軽い運動をして体力をキープする。
  7. 趣味に没頭する。
  8. 先輩から言われて傷ついたことを思い出さない。
  9. 休職してすぐに転職や退職の決断をしない。

これらを実践すれば、

余計なことを考えずに、しっかり休めますよ。

詳しい内容を知りたい方は、下記の記事を読んでくださいね。

休職中のおすすめの過ごし方【休職開始〜体調が回復するまで編】 いざ休職したものの… 今後どうなるのかな… ちゃんと復帰できるかな… 本当に休職して良かったんだろうか… ...

⑥仕事復帰への不安

休職して体調が回復してきたら、

  • 今後どうしよう…
  • 復帰?転職?部署異動…?
  • 何が正解か分からない…

みたいに、

仕事復帰に関する不安も出てきます。

【今後の方針】は、人生を左右する大きな決断になることが多いため、

悩んで悩んで結論が出せずに、

つらくなる人も多いです。

★解決策

休職後の方針(仕事復帰)については、

以下の画像の通りに考えることが大切です。

これを実践するだけで、

本当に納得して休職明けの道を選ぶことができますよ。

“後悔しない仕事復帰の考え方”について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでくださいね。

休職中のおすすめの過ごし方【体調が回復したら編】 休職して体調が回復してきたら、 今後どうしよう… 復帰?転職?部署異動…? 何が正解か分からない… み...

⑦家族や友人との関係の不安

看護師1年目が休職する理由は、

  • 仕事のストレスやプレッシャー
  • 体調不良
  • 家庭の事情

などさまざまです。

しかし、家族や友人は看護師の仕事や職場の状況が理解できません。

そのため、休職理由を

  • 分かってもらえない
  • 誤解される

ことも多いです。

それが原因で、家族や友人との関係が崩れて、

「誰も理解してくれない不安」と戦うことになります。

★解決策

家族や友人と積極的にコミュニケーションをとりましょう。

自分の休職理由や状況をしっかりと説明し、

理解してもらうことが大切です。

たぐもち

しっかりと話さないと伝わらないことも多いですからね。

また、療養に専念して心の余裕を持つことも重要です。

心に余裕があれば、家族や友人から思いがけず発せられた「心無い言葉」も、うまく受け流すことができるでしょう。

まとめ:「休職したい!」と思えたなら大丈夫。

ここまで、

看護師1年目が休職中に感じる7つの不安とその解決策

について解説してきました。

  1. 看護技術や知識が退化することへの不安
  2. 職場での評価や信頼を失うことへの不安
  3. 金銭的な不安
  4. 理想の姿からかけ離れる不安
  5. 休職を取得したことへの不安
  6. 仕事復帰への不安
  7. 家族や友人との関係の不安

これらの不安(デメリット)を知っても、

「休職したい!」と思えたなら…

絶対にあなたは大丈夫。

きっと

「休職して良かった!」

と思えますからね。

たぐもち

自分を守るためにも「思い切って」休職してみよう!

この記事が、うまく休職を決断できない1年目さんの助けになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後に:休職するかをどうしても決められない人へ。

休職することに抵抗があり、

うまく決断できない場合は、

休職を考えるための連休をとることをおすすめします。

そうすれば、

自分と向き合う時間がしっかり確保できるので、

ちゃんと”納得して”休職することができますよ。

ブログランキング参加中!
タップで応援してね!

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ